結婚式を開く場合には最初にチャペルなどでの挙式をしてから披露宴を行い、その後場所を変えて二次会をするというような流れとなるのが一般的です。
ですのでこれから結婚式をしようと考えるカップルなら、まず特定の式場を決めて契約をするかもしくは最初にブライダルプランナーさんを決めて、そこからどういった式にするかの話し合いをしていくことになります。
挙式と披露宴を込みにしたプランとして算出した場合、だいたい平均としてかかってくる費用は300~500万円くらいになります。
300~500万円というとかなり幅があるようですが、これはゲストとして何人くらいの人を招待するかというところで差が出てくるからです。
招待する人数が多くなると当然料理にかかる料金が割増になりますし、数十人規模になってくるとそれなりの大きさの箱をおさえないといけなくなるので基本料金も高くなります。
40名までの中規模の式の場合でもだいたい300万円くらいはかかってくるものと思った方がよいので、まずはどのようにしてその費用を作るかということを計画していくようにしましょう。
専用の挙式場やホテルウェディングの場合には、あらかじめ敷地内にあるチャペルなどで挙式をしそのまま同じ施設内にある披露宴会場を利用してパーティーをするという方法がとられます。
ですがこの時に注意をしたいのが披露宴をする場所をどういったところにするかにより、また金額が大きく変化してくるということです。
同じくらいの人数を招待すると仮定した場合で比較をすると、最も費用が高くなるのが「ハウスウエディング」と言われるような建物貸切型の方法です。
ハウスウエディングの場合、完全に建物一つを貸しきってそこでパーティーをしていくことになるため自由度が高い反面で費用が高くなります。
ただしプールやガーデンウエディングができる広い中庭などもついたいたりするので、写真撮影を兼ねて行うことを考えたときにはお得になることもあります。
またハウスウエディングの場合建物を貸し切る都合上、一定人数が集まらないと契約をすることができないということもあるので、どちらかというとより大勢を集める式で利用した方が割安です。
次に高額になるのが「ホテルウェディング」と言われるホテル内の設備を使用した方法です。
こちらはホテルのランクにもよりますが、一流ホテルと言われる場所ではハウスウエディングほどではないにしろかなり高額の費用が請求されてきます。
ただし一流ホテルの場合そこに勤務するスタッフの質がかなり高く、建物内の設備も相当しっかりしているので高級感のあるウエディングにしたいという時にはかなり満足度を高めることができます。
逆に披露宴費用を安くおさえることができるのが「レストランウェディング」とされる飲食店を利用した方法です。
ここ最近ではそうした利用を見越して貸し切りを受け付けているお店も多くなっており、事前に予約をすることで貸し切りをしてそこで披露宴パーティーをすることができます。
行きつけのお気に入りのレストランでゲストをもてなすことができるというのが魅力で、料理に特にこだわりたいという人たちにはおすすめです。
レストランウェディングの場合引き出物の用意や会場の演出などは別扱いになることが多いので、自分たちだけで計画するより間にプランナーさんがいた方が安心かもしれません。
総合的に安くまとめることができるのが専門の挙式場を利用する方法です。
専門式場の場合、内部に挙式用チャペルやフィッティングルームがついているのであちこちに移動をする手間なく簡単に準備をすることができます。
何か希望があった場合にすぐに責任者に話が伝えられるので、面倒なのでまとめて一箇所にお願いしたいというときには手間的にも料金的にもとてもお得です。
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