リゾートウェディングといえば、ハワイやグアムなどの人気のリゾートアイランドで行うのが一般的な方法でした。
しかしリゾートウェディングという挙式方法が一般的になってきたことで、ここ数年海外ではなく国内で同じようにリゾートウェディングをするという人も増えてきています。
国内リゾート婚での人気エリアはやはり沖縄で、海外のリゾートアイランド同様に美しい海と白浜を背景にして写真を撮影したりそのあとのハネムーンを過ごすことができます。
国内リゾート婚のニーズが高まってきたことにより、国内の有名観光地では少人数を招待して挙式をすることができる独自の施設を作るところもできてきました。
特に今注目となっているのが軽井沢や箱根・伊豆といった関東近県の地域で、都心部から1時間程度という好アクセスながら非現実感のある幻想的な風景が大きな魅力です。
その他にも北海道や京都など、地域の独自性を活かした挙式場づくりをしているところも多く、今や海外リゾート婚に勝るとも劣らない施設整備ができているのが現状です。
国内リゾート婚は最初から国内でやりたいと思っていた人だけでなく、最初は海外ですることを検討していたけれども最終的に国内にしたという人も見られます。
割合的には国内のみ検討した人と国内と海外の両方で検討した人は半々くらいの割合になっており、どちらにするかを考えた末に国内にしたという人がかなり多いということがわかります。
海外リゾート婚と比較したときの国内リゾート婚のメリットとしてまず挙げられるのが「移動に時間がかからない」ということです。
本州から遠い沖縄であっても2時間半~3時間くらいあれば十分に到着ができますし、関東近県なら1時間ほどで移動可能です。
仕事の関係で長く休みをとれない人にとっては、飛行機の移動だけで丸一日がつぶれてしまう場所というのはちょっと時間の使いかたとしては勿体無く感じてしまうところでしょう。
移動距離が短い分交通費も安くなるので挙式そのものにかけられる費用にも余裕ができます。
もう一つ国内リゾート婚を選ぶ大きなメリットとなるのが「招待する人の負担を軽くできる」ということです。
リゾート婚の場合、一般の式のようにご祝儀を集めるということは少なく招待する側の新郎新婦で交通費や宿泊費を負担するのが常識です。
国内リゾート婚の場合には完全に招待するのではなく一部負担をしてもらうとこともしやすく、何より年配の人にとって移動の負担を減らせるのは嬉しいところです。
言葉の通じない海外にはあまり出かけたくないという両親や祖父母も、安心できる国内の旅行ならOKということもありますからお互いにとってよりよいリゾート婚にしていくことが期待できます。
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