ブライダルローンの審査基準

ブライダルローンの審査基準

比較的審査基準がゆるいブライダルローン

結婚式や披露宴ではご祝儀でいくらか戻ってくる分があるとはいえ、あらかじめ式に必要な費用を自費で全て用意しなくてはいけません。
そのため一時的にでも持ち出しとなる金額は数百万円にもなってしまうので、20~30代前半くらいのまだ若手の人たちにとってはかなり重い負担になります。

そうしたときに利用がおすすめになるのが結婚式費用を借り入れることができる「ブライダルローン」です。
ブライダルローンは大手銀行の他地方銀行や各種金融機関が数多く提供している金融商品なので、マイカーローンや学資ローン同様に目的を限定して使用していくことができます。

ただしブライダルローンとして貸し出される場合にはその金額がきちんと結婚式に関係することに限定して使用されることが条件となるので、事前の審査で何にいくら必要であるかということを詳しく明細として提出しなくてはいけません。

ですのでタイミング的には全くの無計画の段階ではなく、先に挙式場や購入予定のジュエリーなどを決めておいて明細が出せるようになってからということになります。

計画だけしておいてもし借り入れができなかったらどうするんだという不安があるかもしれませんが、ブライダルローンは基本的に他の目的別ローンよりも審査基準がゆるく、きちんと仕事があり必要書類を揃えることができていれば大抵の場合融資を受けることができます。

審査に通らない人にありがちなこと

金融機関によるローン審査の基準は明示されることはありませんので、あくまでも一般的な傾向として説明をします。
基本的に審査基準がゆるいとされているブライダルローンですが、特定の条件に当てはまる人は通らないこともあるようです。

審査に落ちやすいタイプとしては、5年以内にローン返済や公共料金の支払いを2~3ヶ月滞納したことがある人や、5~10年以内に債務整理や自己破産をしたという人が挙げられます。

ローン審査においては過去の返済状況がかなり重視されてしまうので、こうした過去の不名誉な履歴は何よりも大きな悪影響となります。

他にも既に数社からキャッシングやフリーローンを利用しており金額が年収に対して多額であるような場合や、反対に全く過去にクレジットカード利用やローンを利用したことがないという人も審査に落ちる可能性があります。

ただち一概に「これだから落ちる」ということはありませんので、申し込みをするときにはできるだけ誠実に必ず返済する意志があるということを示すようにしましょう。

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