結婚式のスタイルが多様化している昨今。盛大な披露宴を行うカップルがいる一方で、「ナシ婚」や「家族婚」を選択し、その分、ふたりの記念写真やハネムーンにお金をかけるカップルが増えています。
「結婚式は挙げないけれど、ウェディングドレス姿は残したい」
「前撮りは、地元のスタジオではなく特別な絶景で撮りたい」
「ハネムーンの思い出に、映画のような一枚を残したい」
そんなプレ花嫁さまやご夫婦の願いを叶える選択肢として、今、国内リゾートでの「フォトウェディング(ロケーションフォト)」が空前のブームとなっています。
沖縄のビーチリゾートや京都の古都ロケーションも素敵ですが、今、感度の高い大人花嫁たちの間で密かに、しかし確実に人気を集めているのが、北の大地「北海道・札幌」です。
今回は、なぜ今、札幌がフォトウェディングの聖地として選ばれているのか、その理由と魅力を徹底的に深掘りし、絶対に失敗しないためのスタジオ選びのポイントまでを完全ガイドします。
北海道といえば「大自然」のイメージが強いですが、札幌でのフォトウェディングの魅力はそれだけではありません。都市の利便性と豊かな自然、そして歴史的な情緒が奇跡的なバランスで共存している点が、多くのカップルに選ばれる理由です。
札幌市内には、明治時代の面影を残す重要文化財が多く点在しています。
そのシンボルとも言えるのが、「北海道庁旧本庁舎(通称:赤れんが庁舎)」や、白とウルトラマリンブルーのコントラストが美しい「豊平館」です。
これらの洋館は、重厚でクラシカルな雰囲気を持ち、ボリュームのあるプリンセスラインのドレスやマリアベールが最高に映えます。階段を使ったショットや、窓辺でのシルエットショットは、まるでヨーロッパの古城で撮影したかのような、格調高い一枚に仕上がります。
「人とは違う、洗練された写真を残したい」。そんな花嫁さまから指名買いされるロケーションが、世界的彫刻家イサム・ノグチが設計した「モエレ沼公園」です。
広大な敷地全体が一つのアート作品となっており、ガラスのピラミッド「HIDAMARI」や、幾何学的な稜線を描く「モエレ山」、どこまでも広がる緑の芝生など、360度どこを切り取っても絵になるスポットばかり。
モダンでアーティスティックな写真は、ウェルカムボードやプロフィールブックの表紙にもぴったり。「これが公園なの?」とゲストに驚かれるような、ドラマチックな一枚を残せます。
撮影が終われば、そこは食の都・札幌。新鮮な海鮮丼、ジンギスカン、スープカレー、そして夜パフェ…。撮影のためにボディメイクを頑張ったご褒美に、北海道グルメを堪能するのも旅の醍醐味です。
また、札幌を拠点にすれば、ノスタルジックな港町「小樽」へは電車で約30分、温泉地の「定山渓」へもバスで約1時間と、ハネムーンとしての観光ルートも組みやすくなっています。
「撮影」という非日常体験と、「旅行」というリラックスタイムをセットにした滞在プランは、ふたりの絆を深める最高の思い出になるはずです。
札幌のロケーションフォトは、訪れる季節によって全く異なる表情を見せてくれます。おふたりの撮りたいイメージや、挙式の時期に合わせてベストなタイミングを選びましょう。
本州より遅い春を迎える札幌。5月には桜、そして5月下旬から6月にかけては、札幌の木である「ライラック」が咲き誇り、街中が甘い香りに包まれます。
特筆すべきは、北海道には「梅雨がない」こと。6月でも爽やかな晴天率が高く、湿気でヘアメイクが崩れる心配も少ないため、ロケーション撮影には最高のシーズンと言えます。「ジューンブライド」を写真で叶えるなら、札幌が断然おすすめです。
北海道の夏といえば、紫の絨毯が広がるラベンダー畑。富良野まで行かなくても、札幌市内にある「幌見峠ラベンダー園」などで、ビビッドで北海道らしい写真が撮れます。
本州のような猛暑日は少なく、カラッとした気候なので、和装での撮影にも適しています。夕暮れ時のマジックアワーを狙ったナイト撮影も、ロマンチックで人気があります。
街路樹や公園の木々が赤や黄色に染まる秋。北海道大学のイチョウ並木や中島公園の紅葉は圧巻です。
深みのある秋色は、クラシカルなドレスや色打掛との相性が抜群。落ち着いた雰囲気の、大人っぽいシックなウェディングフォトを残したいなら、この季節がベストチョイスです。美味しい秋の味覚も楽しめる時期ですね。
今、最も注目されているのが冬の撮影です。
一面の銀世界に、純白のドレスが溶け込むコントラストは、言葉を失う美しさ。降り積もる雪が天然のレフ板となり、花嫁の肌を透明感たっぷりに見せてくれる効果もあります。「寒さ」というハードルを超えてでも撮る価値がある、北国でしか叶わない特別な一枚です。
魅力たっぷりの札幌フォトウェディングですが、スタジオ選びを間違えると、「思っていたのと違う…」という残念な結果になりかねません。遠方からの予約でも失敗しないために、必ずチェックすべきポイントをご紹介します。
数百カット撮影しても、基本プランに含まれるのは数枚だけで、残りは高額な追加料金…というケースは珍しくありません。
結婚式のペーパーアイテムやムービーに使ったり、SNSでシェアしたりできるよう、撮影データ(100カット以上など)をクラウド等ですぐに受け取れるプランを選びましょう。
ホームページに掲載されている可愛いドレスが、実は高額なオプション料金対象であることも多いです。「このドレスが着たい!」と決まっている場合は、それがプラン内で選べるのか、追加料金がかかるのかを事前に確認しておくと安心です。気に入ったドレスを持ち込む場合の「持ち込み料」についてもチェックを。
冬の撮影を希望する場合、雪道での撮影ノウハウや、撮影の合間に羽織るケープ、カイロなどの防寒ケアが充実しているかは重要です。経験豊富なスタジオほど、寒さを感じさせないスピーディーな誘導で、最高の表情を引き出してくれます。
天候ばかりは運次第です。万が一の雨天時に「滞在期間中に日程変更ができるか」、あるいは「素敵な屋内スタジオでの撮影に切り替えられるか」を確認しておきましょう。屋内庭園やチャペル風のスタジオを持っているお店なら、天候に左右されずに撮影を決行できます。
これが一番大切です。カメラマンによって「ナチュラル」「ドラマチック」「映画風」など得意なテイストが異なります。自分たちの好みに合った写真を撮ってくれるスタジオか、そしてスタッフの対応は丁寧かを見極める必要があります。
とはいえ、数あるスタジオの公式サイトを一つずつチェックして比較するのは大変な作業です。効率よく理想のスタジオを見つけるには、札幌エリアの人気スタジオを網羅した比較サイトやランキングを活用するのが近道です。
例えば、実際の利用者の口コミや、詳細なプラン内容、豊富なフォトギャラリーから比較検討できるフォトウェディング 札幌 おすすめ情報サイトなどを参考に、候補を絞り込んでいくと良いでしょう。特に「キャンペーン情報」などは公式サイトよりも比較サイトの方が一覧で見やすい場合が多いので要チェックです。
結婚式は一日で終わってしまいますが、写真は一生残ります。
数年後、数十年後にアルバムを見返したとき、「あの時の札幌旅行、本当に楽しかったね」と笑顔になれる。
そんな特別な体験を、結婚準備のハイライトとして計画してみてはいかがでしょうか。
おふたりの理想のフォトウェディングを叶えるために、まずは情報収集から始めてみてください。
著者について